治療における分析力と観察力
結果、何がしたいのか良くわからなくなるという迷宮に囚われた人生の旅人とりごえ院長です。。。
旅人というか迷子も迷子、迷子はなはだしい状態で今日も始めていきたいと思います(笑)
『治療における分析力と観察力』
なんて大そうなタイトルを付けていますが要は。
『患者さんの事をどれだけ考えてしっかり診ているか』
これですね。
『治療における分析力と観察力』なんていうとちょっとカッコイイでしょ♪
できる大人っぽいでしょ♪
そうです!ワタスができるおじさんです!
ハイ、真面目に書きます・・・。
とりごえ院長はよく患者さんから
「先生なんでそんなことまでわかるん?」
「まるで生活全部見られてるみたい。」
「先生には嘘つけへんな。。。」
等々言われます。
それもほぼ毎日。
なぜそんな風に言われるのか?
『患者さんの事をどれだけ考えてしっかり診ているか』
これに限ります。
じゃあそれはいったいどうやってるのって話ですが。
例えば新患で来られた患者さんの場合。
その患者さんの事を知ることに全力を注ぎます。
既存の患者さんの場合、過去のデータと現在状況のすり合わせをします。
これって当たり前のことなのでみんなやってるとは思いますが
とりごえ院長はそこから各項目をセクションに分けて考え、その項目を足し算、引き算して割り出しています。
症状、身体の現在状況の把握。
生活内容(仕事内容)、そこからかかる負担指数の割り出し。
家族関係や交友関係からくるストレス負荷の大小。
運動の有無。
既往歴の有無。
などその他5、6項目くらいの知識は入れておきます。
とりあえずこれを項目【A】としておきましょう。
そこから、患者さんの現在の状態が『10』とした時、治療後にどれくらいになったのかの客観的な把握。
例えば『7』になったとか『6』になったとか。
はたまた『10』のままか『9』ぐらいにはなったか。
ここはとりごえ院長の判断基準になるので治療後に患者さんが『10』から『3』になったといってもとりごえ院長が『10』から『7』なら『7』です。
逆に患者さんが『10』から『7』であったとしても、とりごえ院長が『10』から『3』であれば『3』という判断です。
この数値は患者さんには押し付けないので自分の中に入れておく数値ですね。
これを項目【B】とします。
もう一つ大切なのが『気候』!
これ意外と大切です!!
『気温』『湿度』『気圧』『温度変化(寒暖の差)』『季節的要因』
だいたいこの5つですね。
これは項目【C】です。
最後に項目【D】になりますがこれは時間軸です。
今日来院されて次の通院が3日後なのか5日後なのか7日後なのか。
または、前回来院されてからどれくらい経過しているのか1ヶ月なのか、2ヶ月なのか。
3日なのか1週間なのか、2週間なのか。
これらの時間軸も計算に入れていきます。
ここまででだいたいお分かりかとはおもいますが、ここまでに出た【A】【B】【C】【D】を複合的に足し引きして2回目以降の来院の時にすり合わせます。
繰り返していると難しく考えなくてもわかってきちゃうんですけどね。
これをやることによって得られる情報量がとてつもなく多く、自分が割り出していた『次回来院時の患者さんの状態』よりも良ければ何が良かったかを見つける事ができますし。
なんでそこまでするのか?簡単です!
『患者さんに早く良くなってもらいたい!』から。
では、今日はこの辺でφ(..)カキカキ
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